渚の院(伊勢物語)exercise

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渚の院(伊勢物語)exercise 解答/解説

解答

問1係り助詞「なむ」
  「な」は完了・強意の助動詞「ぬ」未然形+「む」は推量・意志の助動詞「む」終止形
  「な」は完了・強意の助動詞「ぬ」未然形+「む」は推量・意志の助動詞「む」終止形
   他への願望(誂え)の終助詞
   他への願望(誂え)の終助詞

問2 サ変動詞「す」の未然形。
   過去の助動詞「き」の未然形
   使役の助動詞「す」の連用形
   尊敬の助動詞「す」の連用形

問3 反実仮想の用法で、「櫻がなければ」と現実に反することを想像して、咲くのを待ってそわそわしたり、散りはしまいかと雨や風に気をもんだりすることもないと想像する言い方。実際は、世の中には桜があるから、春になると心落ち着かない。

問4 桜を否定的に詠ったA歌に対して、B歌はそれを逆に取って、惜しまれながらいさぎよく散るからこそ桜は美しい、と主張してている。

問5 狩りをして一日を暮らし、機を織る女に宿を借りよう。

問6 牽牛織女の説話にちなんで、D歌は、ここは天の川(という名)だから、織女に宿を借りて一泊しようというというC歌に対して、彦星ではないので泊めてもらえまいというもの。

問7 もっと眺めていたいと思うのに、もう月は隠れてしまうのか。山の端が逃げて月を入れないようにしてほしいものだ。

問8 F歌は、酔っぱらって寝所に下がろうとしている親王に、「お休みになるのはまだ早いですよ」と言うE歌に対して、その通りだと共感する気持ちを言うもの。

解説

GPTより
 共感とは、他人の意見や感情などにそのとおりだと感じることであり、その気持ちを共有することです1。馬頭が詠んだ歌に共感したということは、馬頭が詠んだ歌に対して、紀有常が詠んだ歌に対する反論をせず、同意したということです。つまり、紀有常の反論に対しては同意しなかったが、馬頭の詠んだ歌には同意したということです2。


 受信したメッセージ. 共感とは、他人の意見や感情などにそのとおりだと感じることであり、その気持ちを共有することです。馬頭が詠んだ歌に共感したということは、馬頭が詠んだ歌に対して、紀有常が詠んだ歌に対する反論をせず、同意したということです。つまり、紀有常の反論に対しては同意しなかったが、馬頭の詠んだ歌には同意したということです。


完了の助動詞「ぬ」の連用形 + 接続助詞「て」

断定の助動詞「なり」の連用形 + 接続助詞「て」

格助詞「にて」


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