花は盛りに(徒然草 第一三七段) exercise

 花は盛りに 

(徒然草) 

  exercise 


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花は盛りに(徒然草) exercise 解答/解説

解答

問1 a 知ら  b 取り

問2 b 強意(確述)・ぬ・終止形  c 完了・ぬ・終止形  d 推量・めり・連体形

   f 断定・なり・連用形  g 存続・り・連体形

問3 

問4 ① 差支えがあって(花見には)参りませんで

  ② むなしく破れた約束を嘆いたり

  ④ 情趣を解するような友がいたらなあ

  ⑤ 実に心にかなって、感興が深いものである

問5 ③ 月光)  ⑧ 片田舎の人  ⑥ 情趣を解することのできる教養人

問6 物の観賞において、目で見るだけでなく、心で偲ぶという考え。(29字)

問7 よろづのこ

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解説

問1a…「春が過ぎていくのを知らないのも」という文意から、「」は打消の助動詞「ず」の連体形で、その接続は未然形、よって「知ら」。

      h…「折り取ってしまう」という文意から、「」は完了の助動詞「ぬ」の終止形で、その接続は連用形、よって「取り」。(動詞の活用がまだの人は、今インプット!)

問2b…「」は、完了・強意確述)・並列の意味を持つが、ぬべし」「なむのかたちでは「強意確述」であることを再確認。

  c…「」になる助動詞は、「ぬ」と「たり」(断定)。にけり」「にき」「にたりとなる「に」は、完了の「ぬ」連用形と考える。

  f…「にて」は、デ・デアッテと訳せるときには、断定「なり」の連用形の「に」+接続助詞「て」ととらえる。

  g…「思へ」は四段動詞「思ふ」の已然、已然に接続する「る」は完了の「り」。

問3 推量の助動詞は「けり」と「」(「めり」)。1字のものは「」。上にある「こそ」を見逃さないように。結びとなり已然形の「め」。

問4①…「障ること」は「差し障ること」。「まかる」は、ここでは、行く・来の丁寧。「」は、…ナイテという意味の接続助詞。

  ②…「あだなり」は、はかない・無駄・無益なさま。「契り」は約束。「かこつ」は、不平を言う・ぐちをこぼす。

  ④…「心あり」は、思いやりがある・思慮分別がある・情趣を解する。「もがな」は、ガアレバナアの意の終助詞。

  ⑤…「頼もし」には、楽しみに思われる・期待されるの意がある。

問5 (略)

問6 冒頭の、花はただ真っ盛りであるのを目で見ると限ったものではないとか、直前の、目にできない花に思いをはせる興趣深さの主張から考えてまとめる。

問7 「中心」と「周縁」というパラダイムがありますが、ここでは、「周縁」の美の発見と主張と考えてよいでしょう。中世になると、平安時代の典型的なもの(=中心)に美を見出すことに飽き足らず、典型から外れたバリエーション(=周縁)に美を見出す傾向が色濃くなる。


  花は盛りに『徒然草』 実践問題 アドバイス 

85点以上取れた人、順調に勉強できています。

60点に届かない人、あらためて古典の勉強は次の三つの観点から取り組んで。

語彙力→ 現代語でも使われるが現代語とは違う意味を持つ語、現代では使われていない語、そのなかでよく使われる語です。同じ日本語であり、500~700語程度なので、英単語を覚えるのよりはるかに楽だ。小テストと定期考査の際、少しずつインプットしておくと後に楽。

② 文法力→ 単語と単語を結びつける法則。まずは、動詞・形容詞・形容動詞を確実にインプット。              逃げない! 山場は助動詞。逃げない!ここをクリアすると、古典の勉強、とても楽に感じます。

③ 古典教養→ 古い時代の政治・文化・制度・行事・宗教や価値観・美意識・嗜好など。古人の生きるベースになっていること。各作品の背景やバックグランドになっていることを、そのつど興味を持って。

  ※ 授業で現代語訳をノートすることを勉強だと思ったり、現代語訳を覚えることをテスト勉強と思う、そんな勉強はしないでね。①②③の観点から着実に勉強。古典を得意で好きな科目にしてください !!!

 今回60点取れなかったとしても、古典がニガテという刷り込みはしないで。右のこと心がけてしばらく頑張ってみてください。かならず成果が上がるはず。

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