かぐや姫のおひたち
(竹取物語)
exercise
かぐや姫のおひたち exercise 解答/解説
解答
問1 a みやつこ c め g とばり k あて
問2 b 不思議に思う e かわいい 愛らしい f 次第に だんだんと
h 容貌 i 管弦の宴 j 盛大に おおいに
問3 嫗
問4 品詞 基本形 活用の種類 活用形の名
A ア 見る イ オ
B ア ゐる イ イ
C ア 来(く) カ イ
D イ をさなし ク オ
E ア 見つく オ エ
F ウ 大きなり コ イ
G ア す キ イ
問5 神様からの授かりものと思ったから。 (18字)
問6② 子になりたまふべき人なめり
④ 竹の中から見出した子が手のひらに包み込むほどの大きさであったことと、その子をそっといつくしむ気持ち。
問7⑤ 一人前の大きさの人になっ(てしまっ)たので
⑧ なんとかしてこのかぐや姫を妻にしたいものだ、結婚したいものだ
⑨ うわさに聞き、恋して(心惹かれて)心を乱す
⑥ 裳
問8 光
問9 伝奇物語 平安時代
解説
問1 漢字熟語は現代とは違う読み方をされものがあるので注意。出題されるのはそういう漢字。
問2 古典を学習するには古文単語を覚えていかなければいけません。現代語でも使われるが現代語とは違う意味を持つ語(「うつくし」など)、現代では使われていない語(「なんでふ」など)、そのなかでよく使われる語です。同じ日本語であり、500~700語程度なので、英単語を覚えるのよりはるかに楽です。定期考査と小テストの際、少しずつインプットしておくと後に楽。
問3 (略)
問4 用言(=動詞・形容詞・形容動詞)は助動詞などこれから勉強する古典文法の基礎になります。いまインプットしていれば後がすごく楽。
問5 竹が光りその筒に9センチくらいの赤ちゃんがいたなんて超自然の出来事。「伝奇物語」とはこのように超現実的で空想的・幻想的な傾向の強い娯楽物語をいう。
問6② (略) ④ 描かれているのは行為。その行為から小さな赤ちゃんの視覚イメージを呼び起こさせ、かつ、いかにもそっといつくしむ翁の気持ちを暗に語る表現です。読解できていましたか?
問7⑤ 一人前の大きさの人になったので (よき〈ちょうどよい〉+ほど〈大きさの程度〉+なる〈断定の助動詞〉+に〈格助詞〉+なり〈動詞〉+ぬれ〈完了の助動詞「ぬ」の已然形+ば〈接続助詞〉、「ぬれば」で確定条件の用法となり、…タノデの意となる。〉
⑧ 「いかで」は意志・願望の語〈ここでは「てしがな」という願望の終助詞〉と呼応してドウニカシテ・ナントカシテという意味になる副詞。「得」は手ニ入れる・自分ノモノニスル、「見る」には、夫婦トナル、妻トスルという意味があるので注意→出題される
⑨ 「音」は「音に聞く」「音に聞こゆ」で、うわさ・風聞・評判という意味を持つ。「めづ」は、心をひきつけられる、「まどふ」は、心が乱れる、思い悩む、分別を失うの意。
⑥ 成人を示す儀式は、男子は「元服」「初冠」「加冠」といい、大人の髪型にし冠親により冠をつけ る。女子は、「裳着」と呼び、初めて裳を着せ、髪上げをする。結婚させるべき親の意思表示でもある。必須の古典教養。
問8 「かぐや姫」の名の由来は「もと光る竹なむ一筋ありける」「屋の内は暗き所なく光満ちたり」と描かれている。ちらちらと揺れて光る意味の「かがよふ」という言葉があった。問の「漢字一字」だから、「光」が正解となる。
問9 (略)
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