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久しく隔たりて会ひたる人の exercise 解答/解説
問1 a × b カ・ず・シ h エ・る・コ i キ・ぬ・サ
解説
aの「る」は、「続くる」の一部。
bの「ぬ」は、「はずかしから」という形容詞の未然形に接続するので打消の「ず」。
hの「れ」は、「はから」という動詞の未然形に接続するので「る」、受身・尊敬・可能・自発の4つの意味は必ず覚える。現代語の「れる・られる」と同じ。意味は文脈で判断する。ここでは、「推測することができる」という文脈なので「可能」。
iの「ぬ」は、可能の助動詞「る」の未然/連用に接続するので完了の助動詞「ぬ」終止形。ただし、この「ぬ」は推量の助動詞(この場合「べき」)に続くとき、強意(確述)になることがあり、ここではそのケース。
※ 全正解で2点、部分点なしとしてください。助動詞、逃げないで !
問2 こそ
解説
直後の文末の語「あれ」が已然形(文意から命令形ではない)だから、係り結びととらえ、係りとなる助詞「こそ」と答える。
問3 d イ f ロ g ハ
解説
基本古語。
問4 身分が高く、教養のある上品な人。(16字)
解説
「よし」は現代語の「よい」とは意味がかなり異なり、優れている価値があることに使われ、美しい・身分が高く、教養があり上品だ・上手だ・道理にかなっているという意味で使われた。問5 ちょっと外出しても
解説
「あからさまなり」とは、急に・ちょっとの意。重要古語。「立ち出づ」は、立って出て行く、外出するの意。問6 エ
解説
「よき人」と比較対照されている。「一人に向きて」と対照となる内容、エ。問7 人あまた ~ きて言ふ
解説
問6と重なる問。作者が好ましいとしているのは「よき人」のふるまい、その話し方が述べてある箇所、「人あまたあれど、一人に向きて言ふ」となる。問8 ア
解説
「わびし」は現代語の「わびしい」とは異なるところがあるり、苦しくつらい・寂しい・貧しい・興ざめだの意。頻出語。選択肢の中でウも迷うところ。「控えめで」「もの静かな」には直接触れていない、自己顕示の強い人への嫌悪が述べてあるととらえられる。問9 久しぶりに会ったのに遠慮する様子もなく、自分のことをあれもこれも残らず語り続けるから。
解説
「あいなし」は、不快で興味が持てない・不調和で筋が通らないさまに言います。直後「隔てなく慣れぬる人も、ほど経て見るは、はづかしからぬかは」に着目、そうであるはずなのに、久しぶりに会った人が、「わが方にありつること、数々に残りなく語り続くる」のが「あいなし」と述べられています。解答欄が求めている長さで、簡潔かつ論理的にまとめるトレーニングです。久しく隔たりて会ひたる人の(徒然草)問題 exerciseはこちらへ
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